加工黒糖には、さとうきびの風味がたっぷり。黒糖独特のクセも控えめだから、白砂糖や三温糖と同じようにお料理やお菓子作りにお使いいただけます。白砂糖と比較した加工黒糖のおすすめポイントをご紹介いたします。
【おすすめの使い方】
コーヒー、紅茶、きな粉、卵焼き
【おすすめの使い方】
魚の煮付け、豚の角煮、肉じゃが
【おすすめの使い方】
ふくれ菓子、クッキー、ケーキ、パン、梅酒
【おすすめの使い方】
すき焼き、タレ
【おすすめの使い方】
肉や魚の照り焼き
【おすすめの使い方】
三杯酢、自家製サワードリンク
【おすすめの使い方】
里芋の煮っころがし、かぼちゃの煮物
砂糖はタンパク質と水を結びつけ、タンパク質の凝固温度を上げる力があります。卵焼きに砂糖を入れるとフワッとなめらかに。お肉は、砂糖入りのタレに漬け込んだり、砂糖を揉みこむことで、柔らかくなります。
砂糖には、浸透圧で食材から水分をぬきとる力があります。お料理の「さしすせそ」の頭に砂糖がくるのは、この浸透圧を生かしてしっかりと調味料の味を染みこませるためです。
砂糖には水分を抱え込む力があり、デンプンが水分を抱え込んで結合する(老化)のを防ぎます。大福の餅が柔らかく保たれ、寿司飯のツヤと粘り気が長持ちするのは、砂糖が入っているためです。
砂糖には水分を保つ働きがあります。パンやケーキなどのお菓子をしっとりさせ、乾燥を防いでくれます。いつまでもしっとりと柔らかいあんこができるのも砂糖の力です。
パンをつくるときに砂糖を入れるのは、甘くするためだけではなく、パンをふくらませるため。砂糖がイースト菌(酵母)の栄養となって、発酵を助けてくれます。
砂糖を入れてメレンゲや生クリームを泡立てると、ふんわり弾力のある泡ができます。砂糖が水分を抱え込んでくれるので、消えにくく、きめ細かな泡が長持ちします。
果物の中にあるペクチンという食物繊維と、クエン酸・リンゴ酸などの酸味成分と一緒に砂糖を入れて煮詰めると、ペクチンと結合し、果物をゼリー状にする力があります。
砂糖には水分を抱え込む力があります。細菌などの微生物が繁殖するために必要な水分、酸素と結合して酸化を起こしてしまう水分を砂糖が抱え込んでくれるので、食べ物の保存性が高まります。